蜂の子って何?

オスとメスで異なる蜂の子の栄養価

人の身体は健康を保つために、日頃から様々な栄養素を必要としています。
中でも重要なのが、炭水化物(糖質)、たんぱく質(アミノ酸)、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素と呼ばれるものです。
5大栄養素は、やみくもにたくさん摂ればいいという訳ではなく、どれか1つでも不足してしまうと、健康の妨げになってしまいます。特に、たんぱく質、ビタミン、ミネラルは、バランスよくそれぞれを摂取する事で十分な機能を発揮します。
その点で、5大栄養素を全て含む蜂の子は、それぞれの成分の効果を最大限発揮できる効率の良い食品です。
ただ、一言で蜂の子といっても、どの蜂の子を選んでも栄養成分が同じだという訳ではないため、商品選びが重要です。
蜂は「女王蜂、働き蜂、オス蜂」に分類され、その中でも特に健康効果が期待できるのがオスの蜂の子です。

希少価値の高いオスの蜂の子

女王蜂は1つの巣に対して1匹存在し、他の蜂より寿命が長く卵を産みます。
対して、女王蜂以外のメスの蜂は、全て「働き蜂」となり、巣のほとんどの割合をこの働き蜂が占めています。
働き蜂はその名の通り、食料集めから巣作り、幼虫・女王蜂の世話など、非常に幅広い役割を担っています。女王蜂と同じメスでも、産卵をする事はないのです。
針を持っているのは全てメスの働き蜂で、「蜂に刺された」という時は、ほとんどこの働き蜂です。そしてその針は、産卵管が変化して出来たものです。
一方オスの蜂は非常に数が少なく、その割合は全体の5%程度です。
オスは無精卵から産まれた蜂で、毒針を持たず、針の代わりに繁殖のための交接器がついています。
お腹の先を押し出し刺すような仕草を見せる事がありますが、あくまで仕草で、実際に刺せる力を持っている訳ではないです。
オスの蜂には繁殖という重要な役割があるため、働き蜂のように労働をする事はなく、高い生命力を持っています。

オスの栄養価が高い理由

蜂の子の中でも、最も健康効果に期待出来るのが「オスの蜂の子」です。オスの蜂の子は、子孫を残すという役割があるため、高い生命力を持っており、女王蜂や働き蜂よりも長い日数をかけて成長します。女王蜂が成虫になるまで約16日間かかるのに対し、働き蜂が約21日、オスの蜂は約24日程度です。発育の日数が多い分、体内に豊富な栄養素を蓄える事が出来ます。メスに比べて3倍ものローヤルゼリー、蜂蜜、花粉を蓄えています。
特に、生後21日前後のオスの蜂の子が、1番栄養価が高いとされています。
その理由は、幼虫からサナギになるにつれ、アミノ酸の含有量が増加していき、その量が1番多くなるのが21日前後とされているからです。
採取時期が21日よりも早いと十分な栄養が蓄えきれておらず、遅すぎると羽などの部分に栄養が回ってしまいます。
蜂の子のように、幼虫から成虫へ成長する時に姿が変わる昆虫は、成長過程で多くの成分を分泌します。
その中でも、成長因子と呼ばれる「羽化因子成分」が、蜂の子で最も重要な栄養素であるとされており、人への有効な成分として近年研究が進められています。
このように、オスの蜂の子は、メスに比べて成長に時間をかける分、非常に栄養価が高くなっているのです。

現在、栄養価の高さが注目されている蜂の子ですが、蜂の子食品やサプリメントなど、様々な形で販売されています。インターネット通販などでも多くの商品が出回っており、非常にその数も多いです。
ですが、販売している場所や商品数が多くなっているが故に、どれが本当に良いものなのか、どれを選べばいいか分からない、という事もあります。
その時には是非、栄養価の高いオスの蜂の子が含まれているか、どの時期に採取されたものか、などを参考にするといいでしょう。

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